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~日々の事~


by goubarumaki

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小田原〜1日目〜

28日(土)・29日(日)に文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議でのシンポジウム&見学会に親子3人で参加してきました。
今回の場所は小田原市。箱根駅伝の舞台でもあります。ヒルトン小田原リゾート&スパで行われ、ここに宿泊しました〜。
お部屋、スタッフのサービス共によかったです。手配した事務局長足本裕子さんの尽力に寄るものと思われます。本当にお疲れさまでした。

**********引用文化遺産を未来につなぐ森づくりの為の有識者会議より************
〜シンポジウム趣意書〜
 日本では、お寺や神社など木造建築の建物は、100年毎の小修理や300年-400年に一度解体を伴う大修理を行うことで維持保全されてきました。その他屋根替えに伴う修理やその時々に行われる修理もあります。明治以来、文化財の大修理は、今一巡し、次の大修理のピークが200年後、と言われています。
 という訳で、これまで当会では、200年先の文化財補修用材の確保について検討して来ました。文化財にはスギやヒノキ、マツ、ケヤキ、他にも様々な樹種の材が使われていますが、その中でも、今回は、ケヤキの育樹育林について取り上げることにいたしました。

 ケヤキは、スギやヒノキなどの針葉樹に比べて硬く、木目が美しいといった特徴を備えています。ケヤキの材は、古くから寺院建築等に使われてきました。ただ、その用途は組物など部分的だったようです。近世に入ると、ケヤキは柱や梁、彫刻の施した組物などに盛んに用いられるようになりました。桧の良材が少なくなってきたこと、ケヤキ特有の木目が意匠的に好まれたこと、加工技術が発達したことなどがその理由といわれています。
 
 京都・清水寺の舞台は、百本を超える長く太いケヤキ柱に支えられています。清水寺では200年先、300年先の補修をどうするか考え、今から山にケヤキを植えることから始めました。
 まとまった植林は、戦前から各地の山間部で行われたようです。
 しかし、現在、ケヤキの人工林で、建築材として使えるような「枝下が長く幹が太く真っ直ぐな美林」はほとんど見られません。これはいったいなぜなのでしょう。将来、文化財の修理に使えるような良質のケヤキがなくなってしまうのではないかと懸念されています。
 ケヤキの巨木に支えられた日本の文化を後世に繋ぐという思いを共有しながら、小田原でのつどいをもとうと思います。
   
*************引用終わり*****************

1日目〜シンポジウム〜
■テーマ「ケヤキの育種・育林技術の現状と課題」
育成方法が体系化されていない事、アカ・アオケヤキの見分け方が難しい事から、
早急にケヤキを植えてみるのは難しそうだなと感じました。
しかし、山林の中でケヤキを見つけた時には、
残して育てて行くという選択をして行くべきだなと感じました。

■テーマ「長伐期林業への取組みをつなぐには」 
印象的だった言葉は、
「昔は親の背中をみて子供は育つと言っていたけど、現代は子供に背中を見せられない親が多い。」
「明治時代以降、価値観が劇的に変化した事をもっと考えた方が良い。
明治以前は”自分が良いと思った事が良い”明治以降は”客観的な価値”それはたかだか100年程度の時間しか経過していない事。」
「本物を学ばないままに、情報だけ、テレビ、まがい物で知ってしまう。」
「森へのアプローチをもっと増やしていったほうが良いのでは。」

子供達への環境教育は必要だと感じました。
価値観の変化にはなんとなくスッキリとわかる感じがしました。
本物を学んでいないでわかった気になるのもなんとなくわかりました。
上手く言えないけど。感想さえもまとめにくい話でした。
わかりにくくてすみません。あくまで私の主観ですので。(これも明治以降の思考なのか!)
by goubarumaki | 2011-05-30 12:20