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~日々の事~


by goubarumaki

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ノルウェーからの伝言

日田は今日は雨です。

火曜日は東京に行きました。
目的は永田町にある全国町村会館で、
日本林業経営者協会青年部主催の
「環境教育は林業の未来をつくる」~LEAF環境教育プログラムに学ぶ ~
基調講演:ビヨン氏 の講演とパネルディスカッションを聞きにいく事。
久しぶりにお会いできた方もたくさんいて、お話できてよかったです。
いつも言葉を発するのに緊張してしまう大物ばかりなのですが、
皆さん真摯に前向きに林業のことを考えている人が集まる林業経営者協会です。

まだ曖昧ですが、まとめて見る事に・・・。
LEAFというのはLeaning About Forest のことで、小学校における野外森林教育を推進するプログラムです。1983年にノルウェーで始まった森林プログラムが原型で、北欧諸国の森林教育と連携し、1999年にスタートしました。2000年にFEEのプログラムとなり現在では13カ国が参加しています。これ以前にもプログラムはあったのですが、森林の経済的な側面をきちんと教えているものでは無かったため、新たにつくったということです。
FEEについて→ http://www.feejapan.org/index.html




ビヨン氏は日本でいう林業経営者協会の会員で、日本の林業経営者協会に似た組織には、
木材業界の38組織のそれぞれが入り、共通した大きな目標を持ち、
それぞれが抱える課題を共通の課題として解決するというしくみがあるそうです。

印象に残った言葉は、「balance バランス」「together 共同して」でした。

bal・ance ━━ n. はかり(の重り), 天びん; バランス(をとるもの), 釣合い; 安定; 平穏; 対照; 傾斜, 優勢
to・geth・er ━━ ad. 共に, 共同して; 一か所に; 相互に; 同時に, 一斉に; 調和して; 続けて

環境教育プログラムをつくっても、それが学校の学習要綱に合わなければ、
使ってもらうことはありません。自分たちのプログラムが要綱のどの部分に
あてはまるのか、それらは数学の分野かもしれないし、化学の分野かもしれません。
それらをきちんと学校側と話し合うこと。
お互いが協力をして、それぞれの問題を解決すること。
なんだか、どこにでもあるような共通の課題だと思いました。
ビヨン氏「今見ていると十数年前のノルウェーを見ているようです。
今すぐに、懸命な判断を行い、皆さんの共通の課題を見つけ出すべきです」
と何度も諭されました。
協同・協力と言葉はたくさん出ていますが、
なかなか根本的には協同できていないのが現状だと思います。
木材業界はね・・・。と言っている場合ではなく、みんなの共通の目標を掲げるべきで、
まずは、組織作りだと思うのですが、どうしたらよいでしょうか。
そこから考えろってことか。
「具体的なアドバイスはできません。」と言ってましたから。

パネルディスカッション
北村さん:現在ひきこもり・ニート・不登校の子供をプログラムに参加させる。
そういった若者が、林業をやっているおじいさんと出会い変わっていく。
若者に真剣に自分の思いを伝える人がいない。原体験・原風景を持たない若者が多い。
自分らしく選んでいく力をつけることができない人が多い。
今を知り、過去を知り、未来を考える。
井上さん:農業高校の教師をしていた時、林業が大好きで林業の職に就きたい
人はいるけどもその職場を用意してあげられない。
田中林業さんが「ばら色の林業」と言った言葉に惹かれた。
池脇さん:10数年前から始めた森林教室での活動。「東京の森」等。
仕事をしてくれていたおじちゃんが、ボランティアの方と関わって変化したこと。
こういったお誘いがあればすぐに乗るべきだ。
by goubarumaki | 2010-01-21 14:51